ホウボウ
ホウボウは白身の魚で、まったくあざやかな赤い色をしている。まず、形がユニークで、三角形の胴体に台形の顔をしている。鰭がまた変わっていて、胸鰭と腹鰭が隣接している。その間には3本の軟条 (4.3 cm, 3.5 cm, 2.5 cm) があり、触角として機能する。その胸鰭には膜が張っており、青い斑がある。D:X-16, P:11+3, V:6, C:16 (*)。体長19.5 cm 全長 25.5 cm。腹は白く、口には細く細かい歯が並ぶ。鰓耙は荒い。4対の鰓弓の中央部にざらつく「歯」の覆う部分がある。ホウボウ科(Trigidae)、カサゴ目(Scorpaeniformes)。
*) D (Dorsal Fin, 背びれ), P (Pectoral Fin, 胸びれ), V (Ventral Fin, 腹びれ, C (Caudal Fin, 尾びれ)の条数を示す。ラテン数字は硬条の数を表す。